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科学的に養分質などを配合した肥料で全体的に肥料効果が早く発揮される傾向があります。
また、構成が変更しやすくさまざまなバリエーションがあります。全体的に肥料分が高いという点も挙げられます。
肥料の使用量は使用する場所の状況によって異なりますのであくまで目安程度と捕らえてください。
・速効性に優れる高度化成肥料の代表格で窒素、燐酸、カリが14%ずつ含まれています。使用量を変えることでさまざまな作物に使えます。
・速効性に優れる高度化成肥料の一つで窒素、燐酸、カリが8%ずつで抑え気味なので幅広い作物に対応しています。使用量を変えることでさまざまな作物に使えます。
・有機質を含んだ化成肥料。有機質を含むので長期にわたって肥料効果が持続するので元肥に向く。
又、肥料分が窒素(8)、燐酸(8)、カリ(8)、苦土(3)、ホウ素(0.1)と抑え目なので使いやすいです。
追肥などの手間を大幅に削減します。
・有機化成肥料の一つ、有機質を含み長期にわたって肥料効果が持続します。
アミノ酸が入っているのが特徴で食味の向上に一役買います。
又、肥料分が窒素(10)、燐酸(10)、カリ(10)、苦土(2)と全体的にバランス良く入っているので、高い汎用性を持ちます。
追肥を控えたい方などに向きます。
・水稲用化成肥料の一つ、コシヒカリ系品種専用の一発肥料で元肥専用となります。
倒伏軽減剤「ウニコナゾールP」が配合されているので稲穂ケイカルがいらないのが最大の特徴です。
肥料分は窒素(21)、燐酸(11)、カリ(10)、ウニコナゾールP(0.004)です。1反あたりの使用量は2~3袋。
一発肥料なので以降の追肥はほとんどいらないところも魅力の肥料です。
発酵した植物や動物の糞などから構成される肥料で全体的に速効性はないものの長期にわたって肥料効果が期待できます。
使用量は使用場所により変わるのであくまで目安の参考として捕らえてください。
・有機質のぼかし肥料で、窒素(6)、燐酸(5)、カリ(2.9)他微量要素を含みます。
有機質肥料なので、肥料効果が滑らかに長く聞くのが特徴です。
主に土壌改良剤として酸性に傾いた土壌を中性またはアルカリ性にするために使用します。他にも土壌のカルシウムの補給などに使います。
また、消石灰などは、消毒などに限定的に使ったりします。
石灰は土壌のpHや作物によって使用量が変動するので使用量はあくまで目安です。
・植物の生育に必須となる苦土(マグネシウム)の成分を30%含有したアルカリ分100%の石灰です。
酸性に傾いた土壌を中性ないしアルカリよりにすることを主な目的にした土壌改良剤としての働きもあります。
アルカリ分が100%と高いので土壌に混和してすぐには播種や定植ができないものの少ない量で土壌を改良することができます。
使用量の目安は土壌により多少誤差がありますが、1a当たり12~16kgぐらいです。
播種及び定植ができるようになる目安は雨などの水の有無により変動しますが、2週間から1ヵ月くらいおいておく必要があります。
・植物の生育に必須となる苦土(マグネシウム)の成分を30%含有したアルカリ分55%の石灰です。
酸性に傾いた土壌を中性ないしアルカリよりにすることを主な目的にした土壌改良剤としての働きもあります。
アルカリ分が55%と抑え目なので使用後すぐに播種及び定植が行えます。(メーカーによっては1週間くらい置くことを推奨)
使用量の目安は土壌や作物より多少誤差がありますが、10~20kg。
・アルカリ分70%の石灰。
アルカリ分はちょうど苦土生石灰と炭酸苦土石灰の中間くらいなのですぐに播種や定植はあまりお勧めしません。
使用後1週間から2週間くらいおいてから播種及び定植を推奨します。
使用量は1aで10kg前後です。
名前の通り液体でできた肥料で、作物に葉面散布をしたり、施設栽培などで肥料として使ったりします。
葉面散布時は殺虫剤や殺菌剤を散布する要領で散布します。
・光合成を促進する「5-アミノリブ燐酸」を配合した液体肥料です。
肥料分は従来品を上回る窒素(8)、燐酸(5)、カリ(3)となります。
茎葉散布で2000~10000倍に希釈して10aあたり300Lを目安に散布します。1~2週間に1回施用します。
・種苗メーカーの「タキイ種苗」の出している液体肥料。窒素(0)、燐酸(31)、カリ(25)と極端に燐酸とカリに偏った成分で構成されています。
通常の燐酸ではなく亜燐酸を含むので燐酸を迅速に補給したい時、特に果実肥大期等に高い効果が期待できます。
使用するときは、1000~2000倍に希釈して葉面散布をする形になります。
微生物の働きで連作障害を起きにくくします。
天然ゼオライト配合により保肥力もアップします。
使い方は作物の周りに一握りずつパラパラまいたり、
植え付ける場所にまいてから耕す方法でもOKです。